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/フッジサーン\
(15.10.11) 内容修正。
海外Minecraftフォーラムで面白そうなの見つけたので面白半分でやってみたら面白いようにハマってしまいました。それがコレ↓
- Mapping by USING REAL WORLD (topographical) TERRAIN DATA from Google Earth - Minecraft Forum
http://www.minecraftforum.net/topic/1756972-mapping-by-using-real-world-topographical-terrain-data-from-google-earth/
なんとマイクラでリアルワールドの地形を再現することができるというもの。うーむ、これは腕がなる。しかし、説明を読む限りなんのこっちゃで訳わからん単語が続出。果たして理解できるのか・・・。ま、初めはこんな感じでしたが理解が深まってくると知らない世界が見えてきます。それまでは我慢!ではでは解説していきます。
※その前に上記フォーラムの内容と動画を見ておくことをお奨めします。
準備
用意するものは以下。
- Google Earth
http://www.google.co.jp/earth/ Google Earthプラグイン (srtm41.kmz)
http://www.ambiotek.com/topoview
※現在、使えないようなのでこちらのサイトを使用して下さい。- MICRODEM
http://www.usna.edu/Users/oceano/pguth/website/microdem/microdem.htm - BMPをグレースケール化できる編集ソフト(Photoshopなど)
※Photoshopを持っていない場合はフリーソフトのXnViewやGrayTransでも可能。ちなみにWindows 7のペイントでは無理でした。 - WorldPainter (32bitと64bit版あり)
http://www.worldpainter.net/
各ソフトウェアのダウンロードは上記リンクから辿れます。インストール方法などはサイトの説明や付属のreadmeテキストを参考にして下さい。
MICRODEMは多少難というか癖のあるソフトです。インストール先はデフォルトでCドライブ直下となっていますが、他の場所を指定すると色々不具合が出るのでCにしておいた方が無難です。初回起動時にいくつかメッセージが表示されますがOKを押して下さい。その後、読み込みなどに多少時間がかかる場合があります。
「BMPをグレースケール化できる編集ソフト」については後で詳しく説明します。
標高データのダウンロード
現在、srtm41プラグインでは標高データをダウンロードすることが出来なくなっています。新しい手段としては以下のサイトで同じSRTM規格のデータをダウンロードすることが可能です。
- SRTM Tile Grabber
http://dwtkns.com/srtm/
Google Earthと同じような操作で特定の座標をクリックし、「Download GeoTIFF」からダウンロードすることができます。ダウンロードしたzipの中にある.tifファイルを使います。
また、日本の詳細な標高データが欲しい場合は国土地理院の基盤地図情報からも入手が可能です。
まず元となる標高データを入手します。Google Earthプラグイン「srtm41.kmz」を使うことで簡単にダウンロードできます。Google Earthがインストールされていれば通常は「srtm41.kmz」をダブルクリックでok。Google Earthが起動します。
以下のように地図上に白い網状の区分けがオーバレイされます。地球全土の標高データが分割されて座標が振られているのが分かります。
今回使いたい地形は富士山とその周辺なので座標は「srtm_64_05」ということになります。

サイドバーの「場所」に検索窓があるのでそこで「64_05」などと打ち込んで探します。

「Data for: srtm_64_05」のリンクをクリックすると画面が出るのでそこに書いてある「HTTP: Download the DATA tile in zipped ARCASCII format (from London server)」の「here」をクリック。
右上にブラウザで開くボタンがあるのでクリック。

ブラウザが開くので文章内の「this link」をクリックすればダウンロードが始まります。ダウンロードには時間がかかる場合もあるので気長に待ちましょう。
完了したら適当な場所に解凍しておきます。
標高データの画像化
WorldPainterに地形データを読みこませるためにはグレースケール化されたBMP画像を使わなければいけません。それにはまずMICRODEMで標高データをBMP画像にし、Photoshopまたはフリーソフトでそれをグレースケール化してやる必要があります。
MICRODEMを起動します。
上の方にずらっとアイコンが並んでいるのでその中の「Open DEM」アイコンをクリック。

先ほど解凍した標高データに「srtm_64_05.asc」「srtm_64_05.tif」があるのでそれを開きます。開くとカラフルな地図が表示されます。
これ全部をWorldPainterで読み込ませようとすると莫大なデータ量になってしまうので必要とする部分だけ切り抜きます。それには「subset & zoom」アイコンをクリックして範囲を指定してあげます。

切り抜くとこんな感じに。
左上と右下のスケールバーが邪魔なので地図上で右クリックし、「Legends/marginalia」をクリック。

上2つのチェックを外します。で「OK」。

次に地図をモノクロにします。地図上で右クリック、「Display parameter」をクリック。

「Elevation」をクリック。

「Gray scale (monochrome)」にチェックし、「OK」。


BMP画像として保存します。メニューバーの「File」 > 「Save image」をクリック。適当に名前を付けて保存します。

BMP画像のグレースケール化
保存したBMP画像はそのままだと色情報が残っているのでWorldPainterで読み込んでくれません。なのでPhotoshopまたはフリーソフトのXnViewやGrayTransなどを使い色情報を破棄してやる必要があります。
▼Photoshopの場合
メニューバーの「イメージ」 > 「モード」 > 「グレースケール」で変更可能。

▼GrayTransの場合
変換したい画像を選び、「24bitBMP -> グレースケール」にチェックし、「実行」。
WorldPainterで地形生成
おそらくここでの作業が地形の大きさや規模を決めるための大事な工程になります。
WorldPainterを起動します。メニューバー「File」 > 「Import」 > 「Height map...」。

先ほどグレースケール化したBMP画像を指定します。「Scale」でマップの広さを%で指定します。ここは地形の高さとの兼ね合いを見て決めるといいんですが、地図上で一番高い所(グレースケール画像上では白い部分)が基準となるので%が多いとのっぺりするし、少ないと険しくなります。一番いいのは何回も生成してみるか、メニューバー「View」 > 「Show 3D view...」で確認して調整していく方がより現実に近いものになるでしょう。
「Water level」は4ぐらい。マイクラで言えばy=4までが海。湖や川など標高によって変わる水地帯は画像に手を加えるかマイクラで微調整するしかないようです。あと海底も再現したいという場合、数値標高モデルに海底データが含まれるSRTM30plusという規格もあるので挑戦してみてはいかがでしょうか。その時は「Water level」も調整しましょう。
設定できたら「OK」。

こんな感じ。
3D Viewで確認。
WorldPainterでは地形を弄れるのはもちろん、リスポーン位置を指定したり、バイオームや植物を配置できたりと自分好みに仕上げることが出来ます。使い方などは省きますが詳細が知りたい場合、動画やブログなどでも紹介されているので参考にしてみて下さい。
- 【Minecraft用ツール】地形生成ツールWorld Painterの解説【48分あります。】 - ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18789918
では作業が終了したらいよいよワールドを生成していきます。メニューバー「File」 > 「Export」 > 「Export as new Minecraft map...」。

「Name」で名前を決めます。マイクラのワールド名になります。クリエイティブモードにしたい場合は左下にモード選択があるので「Creative」を選択します。
「Caverns and Chasms」タブで洞窟と渓谷の追加・設定。「Resources」タブで鉱石類の設定。「Other Layers」でマイクラで一般的な配置物の設定や植林をするかどうかの設定などができます。
設定が終わったら「Export」で生成開始!あとは待つだけ。
完了したらMinecraftを起動して確認してみましょう。
以上でしゅーりょー!お疲れ様でした。
上手くできましたか?説明が不十分なところがあったかもしれませんが、是非懲りずにチャレンジしてみて下さい。頑張ればそれ相応の感動を得られるかもしれません。私自身、形になった時は久々にテンションMAXでした。
長文でしたがご覧いただきありがとうございました。ではでは~。












16 コメント
Microdemのセーブイメージの解像度を上げる方法は無いのでしょうか・・・?
キツツキ
2015-07-15 16:46
編集
「Open DEM」で標高データを開くとウィンドウが現れると思いますが、その上のツールバーの中に”虫眼鏡に①と書かれている(カーソルを合わせると「No zoom (1:1 view)」と出る)アイコン”があるのでそれを押すとオリジナルサイズに変換することができます。”虫眼鏡(+)”または”虫眼鏡(-)”で倍率を指定してもOKです。変換したものを「Save image」で保存すれば倍率に応じた解像度になっていると思います。
MEDURO
2015-07-15 21:06
編集
名無しさん
2015-10-11 13:25
編集
先ほど試してみましたがグリッドが表示されない状態でしたね。申し訳ありません。後ほど修正しておきます。
調べると同じSRTMでしたらこちらからもダウンロードできるようです。
http://dwtkns.com/srtm/
地図は大雑把になっていますが、Google Earthと同じような操作で特定の箇所のデータをダウンロードできるようになっています。座標をクリックすると「Download GeoTIFF」と出てくるのでそこからダウンロードできます。
ダウンロードしたzipの中に.tifファイルがあるのでそれをMICRODEMで読み込ませてあげれば後は同じ手順で出来ると思います。
MEDURO
2015-10-11 15:01
編集
おかげ様でなんとかなりました、お返しという訳では無いですが、
情報提供です。
国土地理院が基盤地図情報ダウンロードサービスという名前で5m精度のマップを公開していて、
そこからダウンロードした物を
http://www.ecoris.co.jp/contents/demtool.html
で変換する事で、上の記事と同じ形にマインクラフトに取り込む事が出来る様です。
知っていたらすいません。
参考になれば幸いです。
キツツキ
2015-12-30 22:12
編集
なんとかなったようで良かったです!
情報までわざわざありがとうございます~。
是非参考にさせて頂きますね。
MEDURO
2015-12-31 18:45
編集
質問なのですが、MICRODEMでグレースケールにする際に海が真っ白になってWorldPainterで読み込むと海や川がMAX255まで盛り上がってしまうのですがこれはどうすればよいでしょう。
new_ilya
2016-02-29 12:38
編集
WorldPainterで読み込むと海や川がMAX255まで盛り上がってしまうのですがこれはどうすればよいでしょう。
MICRODEMで開いた地図上を右クリックし「Display parameter」 > 「Elevation」で Gray scale (monochrome) を選択したと思いますが、その右側に「Missing」というボタンがあるので黒色を選択してあげれば海が黒くなると思います。
Minecraftの高さで言えば 黒→0 ~ 白→255 になるので海の部分が黒ければ海底が0になります。
MEDURO
2016-02-29 20:47
編集
ご回答ありがとうございます。Missingを黒色にしましたが変わらず海は白くなります…
設定もすべてスクショ通りですし、グレースケールにする前はちゃんと海は黒くなっていました。
データが壊れているんでしょうか。
new_ilya
2016-03-03 16:05
編集
そうですか・・・。
こちらでも色々調べてみましたが海が白くなる原因は特定できませんでした。
あと考えられる解決策としては「設定ファイルの削除」か、ちょっと強引ですが「別の方法」を見つけたので参考にしてみて下さい。
[設定ファイルの削除]
1. Microdem設定ファイル (C:/Users/ユーザー名/AppData/Roaming/microdem/microdem.ini) を削除。
2. Microdemを起動。
これで直らなければ以下を試してみてください。
[別の方法]
1. 標高データ (.tif) を開く。(設定ファイルの削除を行った場合、初期設定に戻っているので適宜記事を参照して下さい)
2. マップ上で右クリックし、「Display parameter」 > 「Elevation」。
3. 「Grayscale reversed」にチェック。「OK」。(海が白~平地が灰色~山が黒なグラデーションになっていればok)
4. 上メニューから「Raster GIS」 > 「Raster to vector」。
5. 「Black level」を 0。「Invert image」にチェック。「Border」は「None」にチェック。「Convert」ボタンをクリック。(色が反転していればok)
6. 上メニューから「File」 > 「Save image」から適当に名前を付けて保存。
これでもダメならまたご一報願えれば。
MEDURO
2016-03-03 18:57
編集
やってみましたがGrayscale reversedをする時点ですでに海が黒くなってしまいました。
結局Raster to vectorすると海が白くなってしまいます。
SRTM Tile Grabberのデータを再DLしたり違うデータにしたりMicrodemの再DLも試しましたが無理でした。
new_ilya
2016-03-05 09:26
編集
これ以上、Microdemだけでは解決できそうにないのでちょっと模索してみたので紹介します。
まず、海が白いのでそこだけを黒色に変更するために画像編集ソフトを使います。
指定色の置換にはフリーウェアの「PictBear」がオススメです。
お手持ちで何かあればそれを使っても構いません。
http://www.fenrir-inc.com/jp/pictbear/
[PictBear]
1. Microdemで保存した画像を開いて、上メニューの「フィルタ」 > 「カラー」 > 「色の置換」。
2. 検索色を白、置換色を黒。範囲を1に。「OK」。
3. 上メニューから「ファイル」 > 「名前を付けて保存」で保存。
海が黒くなっていればokです。
MEDURO
2016-03-05 14:37
編集
うまくいきました!川や海が黒くなってちゃんと水になりました!
この問題に長く付き合ってくれてありがとうございました!
new_ilya
2016-03-07 16:32
編集
うまくいったようで良かったです!
MEDURO
2016-03-07 23:46
編集
http://dwtkns.com/srtm/ からDLしたTIFFでは画像が粗く、再現できているとはいえません。
地理院サイトからDLしたものを http://www.ecoris.co.jp/contents/demtool.html で変換すると、細かく分割されてしまいます。(tifが複数ファイルになる)
やはりこれほど小さな山では難しいのでしょうか?
たー
2016-08-16 18:44
編集
これに関して当方でも試したところ結合されたtifファイル(恐らくmerge.tif)が生成されませんでした。調べてみましたが情報が見当たらず・・・。試行錯誤していますが原因の特定は難しい状況です。
もしかすると・・・工夫すれば国土地理院が公開している「基盤地図情報ビューア」というソフトウェアでどうにか出力できるかもしれません。詳しい使い方などは省きますが、xmlファイルを放り込んで描画設定でハイトマップにし画像で保存という具合に。以下のページが参考になるかもしれません。
http://citiesskylines.wiki.fc2.com/wiki/%E5%9B%BD%E5%86%85%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E5%88%B6%E4%BD%9C
> やはりこれほど小さな山では難しいのでしょうか?
スケールはWorldPainterとハイトマップの色濃淡で調整できるとして、あとはメッシュサイズが粗さを左右するかと。そうなると国土地理院の5mメッシュはほぼ必須だと思います。
MEDURO
2016-08-21 01:50
編集